■ はじめに:その一言の裏にあるもの
「もう来なくていいです」 この一言に、職員がどれだけショックを受けるか──
現場にいる方なら、きっと想像できるはずです。
しかし、この言葉は単なる“拒否”ではなく、サービスの“意味”や“信頼”を問い直すサインかもしれません。
本稿では、利用者の言葉の背景にある想いと、そこから見えてくる支援のあり方を考えます。
■ なぜ「来なくていい」と言われるのか?
・支援内容が本人の希望とズレている
→ 「やってほしいこと」と「やってもらっていること」が一致していない。
・職員との関係性に違和感がある
→ 言葉づかいや態度、距離感が“合わない”と感じている可能性。
・サービスの“押しつけ”になっている
→ 本人の意思確認が不十分なまま、支援が進んでしまっている。
■ 「信頼の再構築」に向けてできること
・本人の“声”を聴き直す
→ 担当者変更や支援内容の見直しを含め、本人の希望を丁寧に確認する。
・“関係性”を見直す機会にする
→ 担当職員だけでなく、チーム全体で関わり方を振り返る。
・「選ばれるサービス」への転換
→ 利用者が“受け身”ではなく、“主体的に選ぶ”サービス設計を意識する。
■ まとめ:その一言は、改善のチャンス
「もう来なくていい」は、終わりではなく“始まり”かもしれません。
その言葉の奥にある声に耳を傾けることで、サービスの質と信頼を高めるきっかけになります。




